生理前になると、なぜか食欲が爆発してしまう…
甘いものや脂っこいものが無性に食べたくなってしまう…
しかも、なんだか体がだるくてイライラもしちゃう…
そんな経験ありませんか?
実は、生理前の黄体期には、エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンが、
食欲と血糖値をダブルで乱してしまうのです。
1. 食欲と血糖値のダブルパンチ:エストロゲン減少&プロゲステロン増加
- エストロゲンは、食欲を抑制する働きがありますが、黄体期には量が減少し、ブレーキが外れてしまいます。
- 一方、プロゲステロンは、妊娠に備えてエネルギーを蓄えようと体脂肪を増やすため、食欲を促進します。
- さらに、プロゲステロンはインスリン抵抗性を高め、血糖値が上がりやすくなり、太りやすくなる悪循環を生み出してしまいます。
2. 生理前・生理中の血糖値の乱高気
- エストロゲンの影響で血糖値が低くなる傾向があります。
- 低血糖になると、脳は甘いものを食べろという指令を出します。
- 運動不足だと、血糖コントロールが悪化し、さらに食欲が増進してしまいます。
- プロゲステロンの影響で血糖値が上昇する傾向があります。
- 高血糖になると、インスリン抵抗性が高まり、脂肪が蓄積されやすくなります。
- さらに、疲労感やイライラを引き起こし、甘いものを欲しくさせます。
- 長引く高血糖は、中性脂肪を増やし、生活習慣病や糖尿病のリスクを高めます。
ダブルパンチを撃退するテクニック
1. 食欲コントロール
- 食物繊維を意識的に摂取しましょう。
- 食物繊維は満腹感を与え、血糖値の上昇を抑制します。
- 間食は控えましょう。
- 間食は血糖値の乱高気を招き、食欲増進の原因になります。
- よく噛んでゆっくり食べましょう。
- 満腹感を感じるまで時間がかかり、食べ過ぎを防ぎます。
- 満腹感を感じたら食べすぎないようにしましょう。
- 体のサインを見逃さないことが大切です。
2. 血糖値コントロール
- 規則正しい生活習慣を心がけましょう。
- 睡眠不足やストレスは血糖値を乱します。
- 適度な運動を取り入れましょう。
- 運動はインスリン感受性を高め、血糖値をコントロールします。
- 血糖値を意識した食事を心がけましょう。
- 糖質の摂り過ぎに注意し、野菜やタンパク質をしっかり摂取しましょう。
3. その他
- 生理前の体重増加は織り込んでおきましょう。
- 体重の増減は自然なことです。過度に気にしすぎないようにしましょう。
- サプリメントを活用するのもおすすめです。
- ビタミンB群やマグネシウムなどは、ホルモンバランスを整える効果があります。
生理前の食欲増進や血糖値の乱高気は、ホルモンの影響による自然な現象です。 上手に付き合って、上手に乗り切りましょう!
このブログ記事が、生理前のダブルパンチ に悩むあなたにとって、少しでも参考になれば幸いです。